視能訓練士

眼科受診ってアイメイクしていいの?コンタクトは?

こんにちは、Henzelです。

眼科を初めて受診する時っていろいろとわからないことありませんか?

アイメイクしていいの?コンタクトレンズはつけて行っていいの?など考えたことはないでしょうか?

ということで今回は眼科を受診する際に注意するポイントや準備しておくほうが良いものをご説明します。

眼科受診時の注意点

自分で車を運転していかない

眼科では眼底(眼の奥)の状態を診たり、眼底写真を撮影するために散瞳剤と呼ばれる薬を使用します。これは瞳孔を広げる作用があり、瞳孔が広がるとまぶしくなりピントが合わずぼやけた状態になります。

薬剤の種類によって効果の強さや持続時間は異なりますが、一般的に用いられる散瞳剤だと4~5時間ほど効き目が持続します。

つまり4~5時間はまぶしくてピントが合わないのでかなり見えづらい状態です。

この状態で車やバイクの運転をして帰宅するのは非常に危険が伴います。車間距離も取りにくくなるので、絶対にやめましょう。

ただし住んでいる地域によっては車の運転が必須という場合もあるかと思います。

もし付き添いの方が運転できるのであればその方に任せましょう。

付き添いもおらず自分一人の場合は、見え方が回復するまで待つのが良いかと思います。

もしくは公共の交通機関で一旦帰宅し、数時間後完全に元通りになってから取りに来るのが安心です。

これらのことから眼科受診は車で来院しないことが望ましいです。電車やバスで通院できるかたは公共の交通機関を利用しましょう。

自転車も同様です。こわいと感じたら乗らずにおして帰りましょう。

アイメイクはしない

女性はメイクをして外出することが多いですよね。それがたとえ病院だとしても身だしなみとしてメイクをされるかと思います。

眼科受診時もメイクすること自体は問題ありません。しかしアイメイクはオススメしません。

できればアイメイクはせずに受診しましょう。

これには理由があります。

眼科ではあらゆる場面で患者さんの目元を触ります。特に上眼瞼(うわまぶた)を触ります。

眼圧測定や眼の度数を測定する時、眼底写真を撮影する時、診察で眼を観察する時など様々な場面があります。検査の内容によっては上眼瞼をテープで持ち上げて固定することもあります。

これはまつ毛やまぶたによって検査結果が不正確になったり、写真に写りこんでしまうのを防ぐためです。

何度も触っているうちにメイクが崩れてしまうこともあり、申し訳なくなります。

濃いメイクだと油分ですべって、持ち上げづらく不十分な開瞼になってしまいますし、テープによる上眼瞼挙上をしたくてもテープがくっつかないこともよくあります。

眼科は目を診るための病院ですので、検査や診察がスムーズにいくよう眼の周りのメイクは控えるようにしましょう。

コンタクトレンズは装用せずに受診する

眼科では眼圧を測定したり、点眼薬を用いて診療しますがコンタクトレンズを装用しているとできないので検査前に外さなければなりません。

検査で呼び入れた時にコンタクトを装用していると、外すよう案内をしないといけないので時間がかかってしまいますし、順番が後回しにもなり得ます。

眼科では自然な目の状態を検査して診断する必要があるので、基本的にはコンタクトを装用せずに受診するようにしましょう。

もしコンタクトをつけて来院した場合は、呼ばれる前に外しておきましょう。ただし待合室で手も洗わずに外すのは衛生的によくないので洗面台を借りて手を洗ってから外すよう心掛けましょう。

例外として、コンタクトレンズの定期検査はレンズを装用した状態を診るので、装用して受診しましょう。定期検査でなくてもコンタクトを装用したときに違和感があるなどの場合も装用して受診しましょう。

その他医師の指示がある場合にはそれに従いましょう。

眼鏡を持参する

前項にもつながりますが、コンタクト使用しているかたは眼鏡で受診しましょう。

裸眼で生活している方も、使用している眼鏡・老眼鏡があれば、持参しておくことをお勧めします。眼鏡の度数や視力は診断する上での貴重なデータのひとつになります。

もし「眼鏡をかけても見えにくくなった」というのが受診の理由であれば必ず持参してください。

眼鏡処方やコンタクトレンズ処方をする場合は、今使用しているコンタクトレンズも持参してください。現行のものでどれくらい見えるのかというのは非常に重要なデータになります。

眼科受診時のアドバイス

サングラスを持参する

散瞳剤を用いるとまぶしくなり、ぼやけて見えにくくなるということをご説明しました。

晴れている日なんかは特に瞳孔を開くと見えにくくなります。

サングラスがあればまぶしさが軽減するので、帰り道が安心です。

症状をメモしておく

症状についてメモしておくと医師が病状を把握しやすく、より的確に治療方針を決めることができます。

  • いつから
  • 左右どちらか
  • 常に症状があるか?
  • どういうときに症状が現れるか

「見えにくい」と言ってもさまざまな「見えにくい」があります。

ピントがあわなくて見えにくい。ぼやっとして見えにくい。かすんで見えにくい。二重にダブって見えにくい。チカチカして見えにくい。まぶしくて見えにくい。

「目が痛い」

目の表面がチクチクして痛い。まぶたが痛い。眼の奥に重たい痛み(圧迫されるような痛み)。目を動かすと痛い。

上記のように「見えにくい」「痛い」に関することだけでも、いろいろな「見えにくい」「痛い」があるので、自覚的に感じていることを詳細にまとめておきましょう。

目に関すること以外でも気になることはすべてメモしておきましょう。たとえば糖尿病や甲状腺、高血圧、脳疾患など内科や脳外科など他科の内容も重要になります。

病気によっては家族性(遺伝性)のものもあります。同症状が身内にいるかを事前に調べておくことも大切です。

使用している薬があれば伝える

目薬に限らず、内科などで処方されている薬があれば伝えましょう。

薬の副作用を避けるために重要です。お薬手帳を持っている方は持参しましょう。

まとめ

眼科を受診するにはちょっとしたコツがあることをおわかりいただけましたか?

眼科の特徴を知るだけでも安全に通院することができ、的確な診療につながります。

大事な目を守るため、より良い診療を受けられるようにしましょう!

 

 

ABOUT ME
Henzel
妻と共に育児奮闘中の父親です。 眼科の検査や視機能訓練を行う視能訓練士という仕事をしています。 視能訓練士として培った知識や情報を中心に、私生活における自身の経験、日用品のレビュー、育児に関する記事など幅広い内容で執筆します。