育児

男性育休取得の経験談!メリットデメリットは?

こんにちは、Henzelです。

今回は育児休暇の取得経験談をお話したいと思います。

はじめに

私は2019年9月に1ヵ月間、育児休暇を取得しました。

当時、嫁の出産を数ヵ月先に控え、私自身の心の中だけで育休を取得しようか迷っていました。

そう考えた理由として、嫁が里帰りできないことが一番にありました。

嫁の実家は他県で、距離もかなり遠いです。

私の親や兄弟は車で15分ほどの距離に住んでいますが、みんなそれぞれ仕事していますのでほとんどサポートを受けることができない状況でした。

そういった中で嫁を支えることができるのは自分しかいません。

嫁にはそのことを伝えず、とりあえず一人でコソコソと育休について調べていましたが男性で取得した方の経験談もほとんどなく、日本での男性の育休取得率は5%ほどでした。

現在の社会では男性の育休に対する理解はほとんどなく、中にはパワハラ的な発言をされる方もおられるようなので、ますます取得できる気がしませんでした。徐々に自分の考えがおかしいのかなと不安にもなりました

ただ自分としてはどうにか取得したかったのでいろいろと調べました。

ですが、「男性 育休」のような検索キーワードで調べても、制度に関する記事はたくさんありましたが、私が知りたかったのはそれじゃありません。

制度ももちろん大事ですが、実際に取得した方の経験談や取得したときの気持ちを知りたかったのです。

「嫁を支えながら一緒に育児をしたい」という気持ちと「男は育休を取得しにくい」という現実社会の間で、どうしようかすごく悩みました。

まず最初にしたこと

まず最初に制度について調べました。

どのような法律や制度の下にあるのか。育休期間中のお金はどうなるのか。

一般的に言われるメリット・デメリットはどのようなものか。

知識もなかったためとりあえず全体的にどんな感じになるのかを調べました。

※制度に関してはここでは詳しい説明しきれないので、別で調べてください

その次に思い切って嫁に相談してみました。

相談するまでは『男は取れないでしょ』とか『お金減るの困る』とか言われて反対されるかな?と不安に思っていました。

しかし『取得できるのであればしてほしい!』と賛成してくれました

この言葉だけで正直救われました。

1人で悩んでいたものが嫁も賛成してくれたので、気が楽になりました。

今思えば、女性としては旦那が休暇取って育児に参加することは賛成でしょうね。

余談ですがテレビ番組で男性の育休取得は賛成か反対かを調査したものを見ましたが、ほとんどが賛成でした。賛成だけど、取得率が低い社会だから諦めているというかたが多かったです。

嫁に賛成もらえれば、あとの問題は職場だけです。

どのように交渉・申請するかと、一番の問題はOKをもらえるかどうかです。

事前調査が重要

私は眼科専門病院勤務で役職もあり、自分を含め2人だけしかできないような事もありますので本来であれば休みにくい立場です。

どうすれば許可してもらえるか考えました。

まずしたことは育児休暇制度をとことん調べました。

最低限これは必要だと思います

育休取得する条件、育休手当が振り込まれるための条件、いつまでに会社に申請しないといけないのか、お金はどのくらい給付してもらえるのか等。

『自分の仕事の勤務がこうだから、こういう場合はどうなるの?』『給料の締め日が〇日で、振り込みされるのが〇日だから、〇日から〇日まで育休取ったら給付の支払いはどうなるの?』みたいに疑問に思うことはハローワークに電話で問い合わせて理解を深めていきました。

これは自分の収入面でなるべく苦しくならないようにするためです。

また会社になるべく負担がかからないように時期や期間などどうすればよいかも自分なりに考えました。

女性と同様に男性にも育休って制度があるにもかかわらず『会社の負担』というものを考えること自体が本来おかしいのですが、現在の社会では仕方がないですね。

 

職場の社風にもよるかもしれませんが、正直私の職場では『おそらく許可してもらえないだろう』と思っていました。

自分が本気で取りたくても『ダメ』と言われるとそこまでです。

だからこそ、反対されたり言い包められそうになったときにどのように自分の考えを伝え、言い返すかをシミュレーションしていました。そのためにはやはり知識も必要です。

なので取得できるできないにかかわらず、まずは何を言われても答えられる、言い返せるだけの知識はつけないといけません。

これは言い返すためというよりかは、育休をとるなら知っておかないといけない知識です。また、それだけ本気であることも示さなければなりません。

育休を取得するとなった場合、自分がいない間、会社で周囲の方にフォローしてもらうということは事実なので、きちんと調べたうえで余裕をもって引継ぎなどを行い、休暇を取るのが筋だと私は考えます。

申請する上で覚えておきたい法律

どのような法律のもとにある制度なのかというのをしっかり調べました。

ちなみに私が覚えておいた内容は以下にまとめます。

  • 育児休暇(休業)は育児休業法に基づき労働者が請求できる権利。もし、会社に育児休暇の制度がなくても、申請すれば取得することができる
  • 育児休業等の申出・取得等を理由とする解雇その他の不利益取扱いを禁止
  • 上司・同僚による育児休業等の制度又は措置の申出・利用に関する言動によるハラスメントを防止する措置を義務付け

いろいろ細かい法律がありすべて理解しておくことが重要なのですが、私が言い包められないようにするために覚えた内容はこの3つです。実質一番上のやつだけです。

簡単に解説すると、育休制度は労働者の権利なので申請すれば会社は拒否できない法律です。なので拒否されたら訴えることができます。

会社に申請するにおいてこれを知っているだけでも気分が違うのではないでしょうか。

あとは『先手必勝』です。

どういうことか後程、先手必勝についてお話します。

ちなみに育児・介護休業法において育休拒否に対し以下のような罰則が定められています。

  • 厚生労働大臣による報告の要請および助言・指導・勧告
  • 企業名の公表
  • 20万円以下の罰金

拒否される前に言い切れ。先手必勝!

上司に相談するには先手必勝だと思います。私なりのずるい作戦かもしれませんが・・・

それは・・・

先に『自分は法律のこと知ってますよアピール』をするのです。

だからといっていきなり権利を主張して偉そうに言うのはだめです。今後の関係にも響きますからね。

まずは上司に育休を取得したいという旨を理由とともに真摯に伝えました

『仕事で迷惑をかけてしまうことは重々承知しています』くらいはいっておいたほうがいいかもしれませんね。

私の場合、直属の上司(検査の主任)ではなく経営側の上司に相談しました。

案の定、はじめは賛成されませんでした。『育休ではなく有給休暇で1週間とかはダメなのか?』『男性の育休は今まで例にない』とか言われましたね。

ただ私とっては想定内です。そうくることは大体予想ついていました。

その時にたまたま『制度のこと調べてるのか?』と聞かれたので、こちらからは一言。

『どういう法律のもとにある制度なのかもすべて調べています。不明点はすべてハローワークに電話して確認しました』

これで上司の反対しようとする発言にブレーキがかかりました。

みんながみんなそう簡単にはいかないかもしれませんが、

経営している人間であればこのような制度に詳しいですから、こちらに知識がないとわかれば拒否されて言い包められて終わりです。

しかし知識がある者にはあまり強く言えないでしょう。

なぜなら会社には申請してきたものに対して拒否できないからです。

『制度のこと調べてるの?』と聞かれなくても、自ら言うつもりでした。

ハローワークに確認したのももちろん嘘ではなく本当です。なぜなら本気で取得したかったからそこまで準備していました。

もし仮に認めてもらったとしても、『期間は1週間だけ』とか言われてしまう可能性もありますよね。

これも法律を調べておけば問題ないのですが

育休期間に関して企業側から拒否も指定できません

ちなみに1週間だけ取得しても育休手当は給付されませんので損ですよね。

ただし申請が遅れた場合には企業側が期間を決めれます

例えば、直前になって来月から育休取得したいです。といった場合は遅すぎます。

会社が親切に許可してくれたときは感謝しましょう。しかしこういった場合会社側から『1週間だけ』と指定できるのです。

なので出産予定日や取得したい開始日から逆算して早めに申請しておく必要があります

育休の制度って知っていればきちんと言い返せるが知らないと損する部分があります

何度も言いますが結局はすべて事前に調べておけば問題なしですし、アレコレ言われる前に『全部知ってます』とアピールすれば相手はそれ以上のことは言いにくくなります。ましてやハローワークに電話までしていることを知れば本気具合も伝わりますからね。

男性が育休とりにくい理由

男性が一番気にするのは出世が遅れるのではないか。。。というとこですよね?

これも法律的には育休を理由にそのような扱いにするのは禁止されています。しかしこれって『育休が理由ではなくあなたの業績が悪い』と言われればそこまでなんですよね。だから不安になります。

最初にもお伝えしたように、人によってはパワハラ発言されることもあるみたいですね。

これに関しては正直なところ会社・上司次第ですよね。

あとは周囲の目も気になりますよね。

だからこそ普段からの上司や同僚とのコミュニケーションや仕事に対する姿勢、事前の引継ぎなどが重要になると思います。

先に育休を考えている人は今からでも、上司との関係性を見直すと良いかもしれませんね。

あとは自分の意志次第です。

会社の仕事はもちろん生活するために欠かせない大事なものなので、疎かにはできません。

しかし赤ちゃんの成長は本当に早いですし、奥さんは本当にしんどい時期です。この時期を夫婦で協力し一緒に子供の成長を見ることって本当に貴重な時間になります。

本気で育休を取りたいと決心したなら会社にどう言われようと育休取るべきです!

それで上司に言われたら、こんな会社やめたるわ!と思うくらいの気持ちでもいいかもしれません。

子どもが大きくなった時に、パパも育休取って一緒に子育てがんばったと胸張って言えます。

その気持ちを強くもち、思い切って会社に申請する勇気が大事だと思います。

 

日本でたったの5%ですが、私はその5%に入り、貴重な時間を過ごせました。

なので私は一時の不安と迷いはありましたが、結果的に家庭を選び思い切って上司に申請してよかったと思います。まったく後悔などもしていません。

育休が決定してからは関係部署の人にはきちんと休暇のことを説明し、自分がいない間の仕事の引継ぎや依頼。取引先の方にも挨拶して前もって業務に支障きたさないようしっかり準備しましたので、復帰してからも誰一人嫌味を言う人もおらず、むしろ子育ての話もたくさんしましたし、復帰したときにやさしく迎え入れてくれました。

よりいっそう仕事を頑張ろう!という気持ちにもなりました。

今となっては理解してくれた職場に本当に感謝しています

最後に

私個人の考えですが、男性の取得率が低いことって現状では会社の理解がないというところだと思うのですよね。

なぜなら制度としてはきちんと権利があるわけですから、許可されるかどうかだと思います。

おそらくそれらの部分で『取得したいけど取得できない』となっているでしょう。

上司の世代では男性が育休を取得しないのが一般的だったから、その下で働く世代も育休取れなくなっているのでしょうか。

逆に言えば男性もみんなが育休を取得する社会になれば自分も取れるってことではないですか?

そんな社会になれれば良いなと思います。

ぜひみなさんも育休を取得し、奥さんと二人三脚で子育てを頑張ってほしいと思います。

男性が育休取得するメリットや、育休中の話お金のことなど別の記事でご紹介したいと思いますので、ぜひそちらも読んでください。

育児に関わる内容以外にも、私の仕事『視能訓練士』として眼の大切さなども発信しています。特にこの記事を読んでくださっているかたは子育て世代の方が多いと思いますので、小児弱視の記事もぜひ読んでいただけると嬉しいです。

子どもの『見える』は信用しないで!よくわかる弱視のこわさ

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ABOUT ME
Henzel
妻と共に育児奮闘中の父親です。 眼科の検査や視機能訓練を行う視能訓練士という仕事をしています。 視能訓練士として培った知識や情報を中心に、私生活における自身の経験、日用品のレビュー、育児に関する記事など幅広い内容で執筆します。