はじめに
こんにちは、Henzelです。
今回は遠近両用メガネを作成する際のメガネフレームについてお話します。
最近ではメガネのフレームには様々なデザインがあります。
ハリーポッターみたいな丸いフレームや細長いフレーム、縦に広いフレームなどいろいろありますよね。
通常のメガネであればどんなデザインでも良いとおもいますが、遠近両用メガネに関しては1つだけフレームを選ぶ上で知っておいてほしいことがありますのでご紹介します。
遠近両用メガネについて
遠近両用メガネとは
まず遠近両用メガネとは上部に遠用度数、下部に近用度数が入っているようなメガネです。
遠近両用メガネに関しては他の記事で詳しく書いていますのでそちらもご覧ください。
ベストなフレームは縦に広いデザイン
まず結論から言いますと見出しにも書いた通り縦に広いデザインがオススメです。
細長いスタイリッシュなデザインで作っても良いのですが、あまりおすすめできません。
もちろん通常の遠用メガネ、近用メガネ(老眼鏡)であればオシャレなどんなデザインのものでも問題ありません。
遠近両用は通常のメガネと違い1枚のレンズを上下で分けて遠くも近くも見えるような仕組みになっています。
そのためレンズの上半分が遠方が見える部分、下半分が近くが見える部分なので、単純に見える範囲がレンズの半分の領域になるわけです。
細長いデザインのメガネは縦方向が狭いため、視野が狭くなります。そのため少し目線をずらすと上手く見ることができません。
縦に広いデザインであれば、縦方向の視野が広くなるので、遠くと近くを半分ずつ分けたとしてもある程度広い面積で見ることができます。
単純に上下で分けるから上下方向を広くしておけば良いってことです。
どうしても細いデザインが良い場合はそれでも決してダメなわけではありませんが、見え方を重視するなら細いデザインは避けましょう。
縦に広いデザインのもう一つのメリット
先ほどは見える面積についてのお話をしましたがもう一つのメリットをご紹介します。
遠近両用には2重焦点レンズと累進多焦点レンズの2種類あります。
最近では累進多焦点レンズが主流となっています。
累進レンズは遠方度数から近方度数にかけて徐々にゆるやかに度数が変化しているような構造です。
このゆるやかに度数が変化している部分の周辺付近に歪みを感じやすくなっています。
特に斜方向を見るとゆがみを感じやすいと言われています。
これは構造上仕方がありませんし、慣れが必要です。
このゆがみ部分が、細いデザインだと視界に入りやすく違和感があります。
縦に広ければゆがみ部分が全くないわけではありませんが違和感が少し軽減します。
まとめ
遠近両用メガネではレンズ度数だけが見え方に影響するのではなくメガネフレームのデザインによっても、使い勝手や見え方の質が変わることをおわかり頂けましたでしょうか?
メガネを購入する際はぜひ参考にしてみてください。